石油、電力、ガスは生活するうえで欠くことのできないエネルギーです。
そのなかでLPガスは、全国で約2600万世帯で使用されており、生活を支える重要なエネルギーとなっています。
LPガスの特徴
クリーンなエネルギー
LPガスを完全燃焼させた時の排気ガスは、炭酸ガス(CO2)と水蒸気(H2O)のみで、石油類や石炭の排気ガスと比べるとSOx、NOx、などの公害物質が非常に少なく、すす(灰分)も出しません。
だから、地球を汚さないクリーンなエネルギーと呼ばれています。
※燃焼には酸素が必要です。
酸素が不足し、不完全燃焼をしますと有害な一酸化炭素(CO)やすすが発生してしまうので、ガスコンロ・湯沸かし器など室内でガス器具を使用する時は換気を必ず行ってください。
熱効率が良く、省エネルギーであること
排気ガスに有害な物質が含まれていないので、LPガスを燃焼して生産された排気ガスを様々な用途でもう一度利用することができます。
農業用のハウス暖房では、暖房と同時に燃焼時に発生する炭酸ガスを作物の育成や熟成に利用されています。
排熱利用で排気ガスを再循環させたり、空気余熱に利用したりすることが出来るのです。
そのため、LPガスは省エネルギーとして高い評価をされています。
災害時に復旧の早いエネルギー
LPガスはもしもの災害時に復旧の早いエネルギーなのです。
このことから、LPガスは災害に強いエネルギーと言われています。
エネルギーのこれから
生活をしていくためにはエネルギーが必要になりますが、調理やお風呂で必要となる熱エネルギーには、LPガスが高効率(捨てるエネルギーが少ない)で環境にもやさしく最適と言えます。 しかし、現代社会では多くの電化製品を動かすための電気も必要です。 そこで、エネルギーのベストミックスとして、太陽光発電とLPガスを推奨しております。